2023/09/30

お歳暮を贈る場合、その人とどのような間柄なのかを考え人気のあるものを選ぶことが多いです。前年度と比べて極端に金額が異なるものを贈るよりも、毎年同じような相場のものを継続して贈る方が相手の負担にもなりません。一般的に友人知人には3千円、取引先には5千円程度、お中元は贈らずお歳暮のみとしている場合は5千円から1万円ほどとなります。あまりにも高価なものを選び贈ってしまうと、相手に気を遣わせてしまう結果となるため負担にならないように配慮します。
お歳暮は日常生活において消耗していくものを選ぶことが多いですが、贈ってはいけないものとして肌着や下着といった直接身につけるもの、履物やマット、カバンや商品券、時計や文房具、刃物、ハンカチがあげられます。履物やマットは踏みつけるということを連想することからお歳暮に限らず引っ越し祝いなどのお祝い事にも贈りません。特に目上の人に対しては失礼にあたるので十分に注意が必要です。時計や文房具もまた勤勉奨励の意味があり、かばんは通勤を連想させるので、目上や年上の人には贈ってはいけないものになっています。
刃物やハンカチは縁を断ち切るという意味になっていますが、ハンカチの場合ギフトとして良く用いられるものでもあります。ですが日ごろの感謝を込めてお歳暮は贈るものであるため避けたほうが無難です。この他贈ってはいけないものとして、不吉なことを連想させるなど語呂合わせが悪い物や花もあげられます。お歳暮のことならこちら